下記のようなデータを図化することになりました。
3次メッシュコード    data
54387071      25
54387072      26
54387073      24
・・・(これが延々と38万行以上続く)
というまことにそっけないデータです。2列目のデータは、気温などです。

 1列目は、基準地域メッシュ(3次メッシュコード)です。8桁の数字ですがルールが決まっていて、緯度・経度に変換することができます。こちらにわかりやすくまとめられています。

今回は日本地図をメッシュ単位(約1km四方)に塗り分けすることになります。ArcGISを使って処理するなら、既にある3次メッシュのデータのメッシュポリゴンに対して、今回のデータをマージするだけで良いのです。しかし、最初にArcGISでやろうと思ったら、いらいらしてパソコンに八つ当たりしそうになりました。Rを使って、ラスタデータか画像にしようかと思ったのですが(私の技術の問題もあるのでしょうけど)これまた落ちました。

 問題は処理時間です。都合により、このデータは、全国版なので38万行以上あります。また、データはごく単純なものなのですが検討用で、図を見て、ああでもないこうでもないとするために、データの部分が入れ替えたものを図化しなくてはなりません。ほとほと困りました。 

 本当は地球は丸いので、平面に投影するときはいろいろ計算しないといけないのですが無視して、とにかく四角く単純にメッシュを敷き詰めるという方針にします。GISとしては邪道なのでしょうけれども、後の解析の都合もあるので、それで良しとします。

 いろいろ調べた結果、Pythonに画像ファイルを簡単に生成できそうなPILというライブラリがあることがわかったので、これを機会にPythonに挑戦することにしました。ちなみにPythonはいじったことがないので、「字下げ命」という噂しかしりません。

 始めてだし、ネットは関係ないので、とりあえず見栄をはらずに手持ちのWindows7_64bit機でやることにしました。 

ということで、次回は、「Windows機にPythonのインストール」